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引越しノウハウ

ニュージャージー州の釣り事情に付いて 説明します。


The Trout
ニューヨーク周辺のFresh Water Fishing と言えば、 Catskill Mountain Area (New York State)、 Stokes Forest National Park Area (New Jersey State)、 Pocono Mountain Area (Pennsylvania State)が Big Three と言われている。

夏場はピクニック、冬場はスキーで賑わうリゾート地でもあります。
この地域の Fishing といえば、何と言っても Trout Fishing が筆頭にあげられます。又、"Fishing" イコール"Trout"と相場が決まっているといっても過言ではありません。


Fishing License
さて、この地域で Trout Fishing をする場合は "Fishing License"と呼ばれる「入漁券」を購入する 必要がある。
「一日券」、「週券」、「年券」等があるが、年券のほうが割安なのでほとんどの場合「年券」を購入する。
予算は$30ほどである。日本と比較してもかなり安い。

州単位でライセンスを買う必要があるが、ライセンスを買うに当たっては身分証明書(運転免許等住所を証明できるもの)が必要になる。なぜなら、居住地の州のライセンスは安いが他州のライセンスを買う場合は5割増しくらいになる。身分証明書がないと自分の居住している州のライセンスでも1.5倍の 値段で買う必要が出てくる。旅行者などは1日券、1週間券を買えば安いので身分証明書が なくても年券を買うよりは安くなる。

12才以下の子供は料金が要らない場合があるので釣具屋で聞いてみよう。この場合は11才とか、年齢の割には背が高いとかいう場合は年齢を証明できるもの(パスポートとか)を提示しないと大人扱い( 12才以上)される場合もある。

いずれも州政府の直轄の施設で養殖された Trout (Rainbow、brook、brown)が州内の各河川に放流 されたものを釣ることになるが、Troutはこのように「コストの掛かる魚」であるためそれを釣る場合には通常のFishing License の他に "Trout Stamp" (この資金が州政府水産庁のトラウト養殖経費の一部となる)を購入する必要がある。
  これが$20ほどである(年)。合計$50もあれば一年中州内どこの河川に於いても Trout Fishing が出来る。
町、村ごとに入漁券を買わなくて良い点が大変ありがたい。つまり州内どこの川に行こうが釣りができる。 日本のように「各漁協」ごとに料金を徴収されることがない。

しかし、各州ごとに管理されているため、Fishing License も各州ごとに購入する必要がある。
つまり、トラウトの養殖コストの一部を受益者(釣り人)が負担するということになる。

American Fresh Water Fishing というと一般的に北部諸州では十中八九が "Trout Fishing"と言われるほどトラウトの人気は抜群である。バスフィッシングはマイナーな釣りである。
又、南部のフロリダ、ジョージア、テキサス州などでは Trout が棲息できないかわりに Bass Fishing が釣りの代名詞になっている。

北部諸州では、圧倒的にトラウトの人気が高く、「釣りはトラウト」と言って良い。
"Native"の Fish が少ない(いない)のはいずこも同様である。State Of New York,New Jersey, Pennsylvania も例外ではなく、かなりの部分を放流に頼っている。

ニュージャージー州は99%が放流であるため禁漁期がない。つまり、1年中トラウトフィッシングが できる珍しい州である。例外は毎年3月中旬から4月第一週の金曜日までが「放流期間」になるため、その2週間ほどの間だけ釣りはできない。4月第一土曜日が春のシーズン開幕日となる。
その後も5月末まではほとんど毎週放流が続くがどの河川も放流日が決まっており、その当日は釣りをしてはいけない。しかし、トラウト以外の魚を釣るのは自由。トラウトが釣れた場合は即放流をすることが義務付けられている。

ニューヨークやペンシルバニア州は山が多いのでトラウトの自然繁殖も期待できるため禁漁期を設定している。一応、3月1日から9月30日までが解禁期である。しかし、一部河川では11月30日まで釣りができるところもある。(キャッツキル地域の一部河川)
例外はサーモンが遡上するサーモン・リバーで、この河川は12月31日まで釣りができる。

年券ライセンスの有効期限は禁漁期のあるニューヨーク州は10月1日から翌年の9月30日まで。オンタリオ湖から遡上するサーモンは9月半ばから釣れ始めるが途中の9月30日で釣り券の期限が切れるので注意が必要である。
初めて行く人は9月にライセンスを買わないことである。数日で期限切れになってしまう。その場合は割高ではあるが1日券か7日券(一泊二日の釣りに行く場合等)を買うことを覚えておこう。1日券とは言っても年券の70%くらいの料金なのでかなり高い。早い話が10月1日以降に釣りに行くのが得策となる。
ニュージャージー州は1月1日から12月31日までのカレンダーどおりである。

Trout を釣らないのであればこのエキストラは要らないが、Trout以外の魚はほとんどいない川であるため 釣りにならない。(バス、クラッピー、ニゴイ、鯉、その他雑魚数種のみ)
湖沼にはバス、クラッピーが棲息するが通常ライセンスで釣りが出来る。


Where to go ...


(上の写真2枚はTVから)(写真右はスティールヘッドと呼ばれるレインボー)

A tackle

(ライセンス=釣り券)
Fishing License はほとんどの釣り具店で購入が出来るので便利である。

(竿)
釣り道具は日本から持っていくのが面倒な場合は「現地調達」が簡単である。日本で買うより安い ことは言うまでもない。しかしながら、「アメリカの釣り」=「キャスティング」なので「振り出し竿」 はまず売っていない。
どの店でもリール竿90%、フライ竿10%くらいの割合で置いている

6ftから10ftの並み継ぎ竿(2-3本継ぎ)が全てと言って良い。(Fresh water 用として)
竿、リールのセットで$50も有れば充分(カーボンロッド、100m巻きリール)である。

(お店)
Fly Fishing の道具は発祥の地であるので困るものは何も無い。Orbis の店はNYにもNJにもある。
ブランドにこだわらないなら他のスポーツショップとか日用雑貨のスーパー(Walmart、K-Mart、Target、Sports Authority等)で買うことをお勧めする。充分使えるし安い。

License と込みでも$100有れば準備は完了。その後ずっと釣りが楽しめる。

(ウェダー、長靴)
河川での釣りではニーブーツ(長靴)は持って行ったほうが良い。コストは$30-$40から。
湖沼で釣りをするならともかく、河川ではニーブーツは必需品である。長い目で見れば、チェストハイ(胸までのサイズ)のウェダーを買うことをお勧めする。
素材はネオプロピレンの厚手のものか、ゴム製、ゴアテックス製の三種類が一般的だが、冬場でも釣りをする人はネオプロピレンがお勧め(防寒になる)、夏場だけの釣りならゴム製(安い)、ゴアテックス(高いが蒸れない)がお勧め。
いずれもぴったりサイズよりはちょっと余裕のある大きめのサイズを買うのが良い。着たり脱いだりするのが楽である。

これで準備は完了。  本場での Trout Fishing を楽しもう。

ニューヨーク州近辺では Fly Fishing と Bait Fishing の割合は五分と五分というくらいです。


The King Salmon 五大湖のキングサーモン

20ポンドの Coho Salmon と 筆者 フレッシュ・ウオーターの大物といえば忘れてならないのが、五大湖のひとつ Lake Ontario の King Salmon Fishing である。

New York 州の北西部にあるオンタリオ湖から毎年秋に遡上する Coho Salmon、Chinook Salmon(King Salmon) のフィッシングは圧巻である。(写真のサーモンはもちろんメーター級)
何千、何万というサーモンが遡上する川はその名もズバリ "Salmon River" である。

最盛期は9月下旬から11月初めにかけてであるが天候、気温、水温の関係で異なる。
特に覚えておく必要があるのは「雨が降らないとサーモンは遡上しない」ということである。かんかん照りが続いて川の水量が減るとサーモンは遡上しない。本能で天敵から身を守るために川の水量がすくない場合は遡上をしないのである。一旦雨が降って川の水量が増したり濁ったりすると一斉に遡上を 始める。数日して平水に戻るとまた遡上が止まる。次の雨が降るのを待つのである。
これを覚えておかないと折角遠路はるばる行っても坊主の憂き目を見ることになる。

サーモンリバーのフィッシャーマン達 場所の地図 例年9月の下旬になると、オンタリオ湖で生活しているサーモンはサーモン・リバーの河口に順次集まり、 天候を微妙に感じ取りある日いっせいに遡上を開始する。(開始の合図は雨)

この時期には遠くから遠征をして来るアングラーがたくさんいる。
5〜6時間掛けてマンハッタンから行くのは未だ序の口、更に4〜5時間南のヴァージニア州やワシントン DC、マサチューセッツ州、果てはヨーロッパからくる通もいる。(通というか物好きというか…)
皆、前日の夜半に現地に着き前祝い(?)の酒を飲みながら夜更かしをする、と思いきや、普通の釣り師は 夜の9時には寝てしまう。朝の4時に起きるためである。酒飲みはほどほどにしておかないといざ鎌倉(?)で手元が狂ってしまう。
4時に起き出して準備をして川へ。辺りはまだ真っ暗闇である。懐中電灯で移動する。そして一番釣れそうなポイント(川の中)に入って時間の来るのを待つ。(釣りキチと言って良い)
釣りの出来る時間帯は「日の出前の30分から日の入り後の30分まで」と決められている。
どんな釣りでもそうだが「場所」が一番問題であり、釣果に大きく影響するためである。
「そこまでするか!」と言う人は普通の人。「キチ」ではない。釣果もそこそこの人であろう。坊主の ことも有り得る。

サーモンが股下をくぐる?
30ポンド級サーモンの豪快なジャンプ、水しぶき 基本動作 川幅は広いところで70-80mもある。魚影が濃いので遡上するサーモンが見えるばかりか、浅場(水深30-40cm) で釣りをしていると股の間をくぐられることもあるくらいである。(実際くぐられたことがある。)

釣るより捕まえる(タモ網が有れば簡単にすくうことも出来そう)ほうが簡単に思えるが、そこはスポーツ・フィッシングの発祥の地、違反をする者はほとんどいない。マナーは良い。
ピークシーズンの10月一杯は監視員が遠くから双眼鏡で意地悪く見ていることがある。ハリが口に掛からずスレで釣れた魚は必ず放流するよう心がけよう。これは規則である。それから「1日に持って帰れる許容数は3匹」がこれまた規則。釣れたらの話だが…
平均で90-100cm、10kgsは超えるキング・サーモンはザラである。股の間をくぐられるほど魚影が濃くても そう簡単には釣れない。なぜなら、この時期のサーモンは言うまでもなくエサはほとんど食べないため である。

それゆえ、"fish on!"の時はありったけの大声で叫ぶ事になる。(自慢もしたい...)

服装
10月とは言え、 必ず冬支度をして行こう。ニューヨーク市、ニュージャージーは海のそばに位置するので暖かくても内陸部のサーモンリバーは日によっては明け方は40度F(摂氏4-6度C)まで冷え込むことがある。 完全に冬である。
しかしながら天気が良い日の日中は半そでシャツでも充分である。早朝が問題である。
又、雨や曇り空の場合は日中で冬支度のままで釣りをする必要もある。

宿
「現地に行ってからモーテルでも…」という考えは甘い。現場の民宿やモーテルは1年前から予約されている。しかしながら、最近(2005年以降)かなり大きなモーテル(部屋数50-100室)も数件(2-3軒)できているので運がよければ飛び込みで泊まれることもあるかも知れない。泊まれることがある、では無い、かもしれない、である点に注意。 ピークシーズンはそれくらい人が多い。
普通の場合はシラキュースまで高速道路を30分間も戻らないと泊まる所がないことが多い。
現場は人口4000-5000人の村なので宿泊施設は上記以外ほとんど無く、また隣村といえる村も無い。 シラキュースまでの間は宿泊施設はほとんど無いと言ってよい。
「車の中で寝る?」
夜間は冬と思ったほうが良い、ということは車の中で寝ることなどできない。車中泊を考える場合は毛布は一人分で2-3枚用意しておくことを勧める。

その他
釣り道具もライセンスもウェダー類も現地で購入するのに全く不自由がない。竿なども現場で買うと高いという印象があるが意外と安い。今現在道具類を持っていない人は現地に行ってから釣りをしてみるかどうかを考えた後で買っても遅くはない。 前もってニューヨーク市周辺で買う必要は無いだろう。

釣ったサーモン
家に持ち帰りさばくことは余り勧めない。魚がでか過ぎるためである。
町の真ん中に「魚さばき屋」の店がある(人が多く集まる有名ポイントの川のそばにもある)のでそこでさばいてもらって肉だけを持ち帰るほうが良い。一匹当たり$3.00−$5.00は取られる。それから筋子は全部さばき屋が取るという決まりになっている(料金の一部として取る)。「卵を返して」とは言えないので注意が必要。 卵が欲しい場合はさばき屋と交渉して売ってもらうか、魚を持ち帰って自分でさばく必要がある。
何故卵を取られるか? 理由は、その卵は加工業者が買い取って釣具屋で売っている瓶詰めの「サーモンエッグ」という名前の釣り餌(トラウトフィッシングの餌)に加工されるためである。彼らが食うためではない。

釣った魚の売り買いはできないのでこれも注意が必要である。

剥製にしてもらうこともできる。ほとんどの釣具屋がその代理店をしているが、魚を預けて剥製が出来るまで数ヶ月を要することは予め覚えておこう。1m級のサーモン1匹を剥製にしてもらうのに$300.00くらいは費用を取られるのも覚悟しておこう。決して安くはない。



Salmon tackle

<<スピニング・タックル>>
タックルは6-10ft前後のリール竿に15ポンド・クラスのラインで30ポンドのサーモンのスリルを味わう。
エサは サーモン釣り専用の"Salmon Fly" の各種、又は "Egg sack"が主体である。

<<フライフィッシング>>
フライロッドは8ft、9ft、10ftのロッドとラインのくみ合わせでティペットは各人の好みで6Lbs、10Lbs、 はては20Lbsもある。

さて、最後は一番肝心などこへ行けば釣れるか?
釣具屋で聞くのも良いが、早い話が「どこでも釣れる」と言うのが問題でもある。
確かにどこでも釣れる可能性はある。
数万匹とも十数万匹とも言われるサーモンがサーモンリバーの河口から一番上流のAltomarという町の上流まで移動することは分かっている。つまり、その中間の川にいれば必ずサーモンはそこを通って上流に行くことになるからである。
普通の川で釣りをする場合と話が違う。普通の川であれば「魚のいないポイント」でいかに魚を釣ろうとしている釣り人が多いかが分かる。「そこには魚はいないよ」と言いたくなるようなところでしきりに竿を振っている人も多い。1日中やっても、次の日にやっても絶対釣れない場所がある。
しかし、サーモンリバーでは川のどこに行っても必ず魚がそこを通って上流に行くことは分かっている。問題は水深が深くて魚が見えない、そしていつ魚がそこを通るかが分からない、という二点だけである。

一番手堅い方法は人が集まっている場所を見つけてどのくらいの頻度で釣れているかを見ること。
ある場所に10-15人が固まっていれば、まず3-5分の間隔で次から次へと釣れる(掛かる)はずである。 そのような光景を見たら「あつかましく」そこへ割り込むことを考えること。いきなり割り込むのはちょっとマナー違反とも言えるが、その釣り人の後ろに立っていれば誰かがすぐ魚を掛ける。掛けた者は必ずと言ってよいほど魚を取り込むために上流か下流に移動することになる<魚に引っ張られてしまうため>。移動しないと100%魚を取り込むことができず糸を切られる。
従ってその者が移動して空間ができたところへ涼しい顔をして入れば良いだけの話である。
さっきの釣り人が10-20分して戻ってくる頃には他の釣り人が魚を釣って移動しているのでそこに空間ができるのでそこに入るであろう。或いはそうではなくても自分が魚を掛けて移動せざるを得なくなっているかもしれない。
「厚かましさは釣果に直結する」ことを覚えておこう。

他の釣り人がいないところでは釣りをしないことである。
これがサーモン釣りの特徴である。

やってはいけないこと。
Snagging(スナグ・スナギング)
元々は「根掛かり」という意味だが、ちょっとした深みや淵にはサーモンが群れている。
見えなくてもサーモンはそこに群れをなしている。
そこに仕掛けを振り込んで空アワセをすれば簡単にスレでサーモンが釣れる。
「スレで釣れたサーモンは放流する義務がある」が、放流すれば良いんだろうということで最初からそのような釣り方をするのは規則違反である。
遠くから監視員が双眼鏡で見ているのはこのような「引っ掛け釣り」をしている者がいないかどうか、ということである。
つまり、淵に仕掛けを振り込んではアワセをくれ、また振り込んでは合わせる動作は引っ掛けと見做される。

従って、このような誤解を受けるような釣り方をしないことである。
つまり、仕掛けは流れのある部分に振り込んでからある程度「流して」、アタリがあったらそこでアワセる必要がある。
アタリがない場合は仕掛けを流しきったところで上げて再度上流に振り込む、という釣りをすること。
なぜこのようなことを書くかと言うと、何かのはずみで淵に群れているサーモンをスレで釣ってしまった場合に、「なんだ、こうすりゃ簡単に釣れるじゃん」と、同じことを何度も繰り返すことがないようにという注意書きである。
監視員は釣り人に紛れて(変装して)いたり、誰かの友人の振りをして岸に腰を下ろして退屈そうに(実際退屈な仕事ではある)ボケーと人の釣りを見ていたりする人間がそうであることが多いためである。


ここまで来ると 「 ナイアガラの滝」も近い。帰りに寄って見たい。(ナイアガラのパノラマ)





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