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( 写真上:Stokes Forest State Park の春 )
State of New Jersey
ニューヨークの西隣り、ハドソン川を挟んで隣同士にあるのが意外と知られていないニュージャージ州
(以下NJと書く)です。
アメリカ合衆国の歴史は「東部13州」から始まりましたが、NJはその中で2番目に合衆国に仲間入りした
老舗の州です。
NJを知らなくてもトーマス・エジソンを知らない人はいませんが、そのエジソンが生まれ、研究をした州
と言えば分かり易いかも知れません。
更に知られていないのはニューヨークには数百(500〜600社)と言われる日本企業が進出していますが、
その数百社の日本企業の半数近くが実際はNJ州にあるという事実です。商社、金融(銀行、証券、
保険)等の会社はニューヨーク州、ニューヨーク市、マンハッタン区に事業所を構えていますが、
それ以外の会社(製造業、物流関係など)はそのほとんどがNJ州に事業所を構えています。
また、NJ州は小さい(NY州の数分の一)ながら全米でも優良企業の本社が数多くあり、税収面に
おいても恵まれているため消費税率もNY州と比較して小さい。また、犯罪発生率の人口比率もNY州
と比べてはるかに小さい州です。つまり、「安全な州」と言えると思います。
またNJ州の最北東部はニューヨーク市に隣接しており、マンハッタンに勤める多くの人々のベッド・タウン
の役割もしています。
電車事故ではありません。道路の真ん中が「 駅 」で通勤客を降ろしている
通勤電車です。(夕方ののどかなNJの光景)
ニューヨークの偉大さの陰に隠れてしまって余り目立たない州ではありますが(実際観光資源も少なく
有名なところでは「西のラスベガス、東のアトランティック・シティー」といわれるギャンブル場
(カジノ)くらいです。しかしニューヨークとは切ってもきれない仲にあります。
例えば、アジア、南米、ヨーロッパからの輸出入はすべてNJ側にある港(外国ではニューヨーク港と呼ん
でいるが、その実はNJ港である)であり、また日本から出張する場合でも「ニューヨーク空港=
ケネディ空港」であるが、そのケネディ空港に降りるよりもNJの「ニューワーク空港」に降りた方が
マンハッタンまで行くのに時間的に速く、タクシー料金も安い、そのうえケネディ空港のように
「雲助タクシー」の話はほとんど聞かれない等などほとんど知られていないNJがあるのです。
観光ガイドはこのくらいにして、釣りの話にしましょう。
ニューヨーク郊外と違いNJ州は割と平坦な土地柄のため州の北西部を除くと渓流はさほど多くはありません。
そのため Trout Fishing は比較的山の多いそのNJ州の北西部に限定されます。また、
その地域は州立公園の指定にもなっておりNJ州内では山の多い地区です。
マンハッタンからは車で1時間くらいの距離から2時間までの距離にそのほとんどの Trout Stream
があります。

NJの川はそのほとんどがニューヨークと比較すると小粒で文字通り「渓流」と呼ぶにふさわしい川が多い。
山がさほど険しくなく夏場の気温もそこそこ上がるNJではごく一部の州立公園内の河川を除いて Trout
が一年を通じて棲息するには厳しい環境(水温は夏場20度Cを超える)のためネーティブの Trout の再生は
ほとんど望めなくそのため全量を放流に頼っています。
そのために良い事もあるわけでして(釣り人にとっては)、つまり「禁漁期間」を設定する意味が無いため、
結果として一年を通じて釣りを許可しているということです。
ほとんどの州がシーズンを3月15日〜9月30日に設定している中にあって、NJ州は4月8日〜翌年の3月15日
までのほぼ All Year Long のトラウト・フィッシングの出来る数少ない州の一つである。
禁漁期間の3月16日から4月7日の3週間は「放流期間」ということで釣りを禁止している。
従って4月8日(正確には4月第二土曜日)の解禁日は日本の解禁日に勝るとも劣らない「大騒ぎ」となる。
「お祭り騒ぎ」といっても良いし、良い意味でのパニックとも言える。
NJ州の名門コース(マスキー・リバー)の有名どころ(場所が良く、放流も多い)では早朝暗いうちから川に
入って場所取りをして8時の解禁合図の笛の鳴るのをじっと待つことになる。
日本でもそうであるが、だいたい場所取りまでして頑張るのは「腕に自信の無い」証拠であり、腕に自信の
ある人は「場所も道具も選ばず」というのは釣りの東西を問わない。
科釣研のメンバーは渓流竿で渓流釣りを実践するので現地の人の2倍から3倍の釣果がある。従って、場所も
時間も選ばず。
言うまでもなくキャッチ・アンド・リリースなので何匹釣ろうが同じであるが...。
(解禁当初は1日当り6匹まで持ち帰りも許される)。
解禁当初はほとんど日本の鮎釣り同様川の中のいたる所に釣り人がいるのでポイントもヘッタクレも無い。
トラウトは足で蹴散らされ右往左往していると思える光景がほとんどである。
流心、或いはここがポイントと思えるところにはドボンドボンと小豆大から大豆大のオモリが次から次へ
と放り込まれるのでさすがのトラウトも川の中でオモリに当たらないよう逃げるのが精いっぱい(餌を食う
食わない以前の問題)で、とにかく「人のいない所」へ行こうとする。
従って「3〜4m四方に人がいない」場所が有ればそこがトラウトの「避難所」となる訳で渓流竿で釣ろう
ものなら「入れ食い」である。
ヤンキー・フィッシャーマンは不思議そうに見ているが、別に不思議な現象でも何でもないのだが...。
ニューヨーク・マンハッタンからハドソン川を一つ越えた対岸の州であるためアメリカに出張、旅行する
機会があったら是非とも行ってみたい所である。勿論、やる事をやってそれでも時間があったらの話。
海釣りはニュージャージー州の長い海岸線(200kmはある)の所々に遊漁乗合船の出発する港が点在する。
ニューヨーク(NY)からニュージャージー(NJ)に釣りに来る人の数はその逆のNJからNYに行く数よりはるかに多い。
また、隣のペンシルバニア州からもたくさんの釣り人がNJに来る。
釣れる魚種はNYのページで掲げたものと同じであるのでここでは省略する。

New Jerseyの渓流美を紹介
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