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| ![]() * * ヨーロッパ 諸国の釣り事情 * * ベルギー 畑に穴掘ればトラウトが住む (池で楽しもうベルギー)
ベルギーはヨーロッパ連合(EU)本部が置かれたり、国は小さいもののピリリと辛い国である。
小粒だがEUの中心地に位置しているため重要な役割も担っている。国土の西側が北海に面しているがその海岸線は極めて短い。北はオランダに接し、東がドイツ、 ルクセンブルグに接し、南はフランスという位置関係にある。 海岸線が短いためさほど海洋資源調査(海釣り)は活発ではない。では、淡水資源調査(渓流釣り) はどうかと言うと、これもそこそこである。 東のドイツとの国境に近い所には海抜200-300mくらいの山(丘?)があるが、渓流を形成するには高度が 足りない。 釣り堀
この地で盛んなのは「釣り堀」である。畑に穴を掘り池を作りそこへレインボー(トラウト)、フナ、
鯉等を放流して釣らせる。池は時にはコンクリート製のものもある。これはもう釣り堀と呼ばずして
なんであろうか?料金は一日2000-3000円。釣った魚は持ち帰り自由。だが、ヒレが融けていたり、切れていたり、カビが 有ったりしたらその気になれず。 老人の遊び 釣りをしているのは半数以上が「老人」と言える。若者が少ないのがヨーロッパの釣り人の特徴と 思える。 もちろん、ファミリーで楽しんでいる場合は女性も、子供もいるが、「単独釣り師」は老人と思った方が 良い。 老人は言い過ぎかも知れないが「60歳以上」と思える人が大多数である。 ベルギーにも運河は有るがオランダのような小振りの運河は少なく、船の通るような運河であるので余り そこで釣りをしているのを見たことがない。(つまり、水質に問題有り?) やっぱり鯉か? ここでも淡水の鯉釣りがメインになるので仕掛け類もオランダと共通している。 鯉釣りといえば「待ち」の釣りである。ここと思える鯉の通り道に仕掛けを沈めてひたすら鯉が通り かかるのを待つことになる。一時間のことも有れば、二時間、三時間じっと我慢が肝心である。 「飛び箱型重箱」式タックル・ボックス そういう「待ち」の釣りから生まれた典型的なタックルボックスを紹介しよう。 日本のタックル・ボックスといえば通常「工具箱」のような形をしていて取っ手の着いているものを連想 するが、オランダ、ベルギー、ドイツに共通するのは「腰掛け兼用のベルト付き木箱」と表現するのが一番 分かり易いと思う。 どのようなものかと言うと、学校にある飛び箱を連想して貰いたい。全体の形は似たり寄ったりである。 が、飛び箱では大きすぎて持ち運びが不可能。そこで、その飛び箱をぐっと縮小して高さ50-60cmくらい まで小さくしたものに肩掛けベルトを適当な所に着けたものと言える。 つまり、飛び箱の一番上にあるクッションの部分は長時間座って鯉のアタリを待つための座布団替わり である。 そして飛び箱の一段、一段の中に底板を付け箱(飛び箱は中が空洞)にしている。つまり「飛び箱型重箱」と 思えばよい。 それら3段か4段の箱をある段はタックル入れ、ある段は弁当を収納、ある段は雨具、着替え等を入れる ように工夫している。 日本では見たことない。池、湖などでヘラブナ釣りを主にする人にはグッド・アイデアかも。 間違っても渓流釣りなどには持って行ける代物ではない。 定置型の釣り ![]()
これらから分かるように決して「移動型」の釣りではなく「定置型」の釣りであることが分かる。渓流釣りなどは移動型の最たるものであるが、当地ではそういう釣りは無いと言える。 釣り許可証(入漁料)は年券で4500円くらいであるが、地域が限定される。全国一括ではないのはドイツと 同様である。つまり、場所により管轄が変わり許可証も変わる。 免許制度で無いだけでも有り難いとしなければならない。それにしてもドイツの常(?)さはどうした事 だろう。 (左)ルクセンブルクのライセンス、(右)ベルギーのライセンス ![]() The Science Fishing Institute(科釣研) E-Mail: |